プログラミングにおける命名規則

1. キャメルケース (CamelCase)

  • 単語の区切りを大文字で示し、最初の単語は小文字にするスタイル。
  • 例: userName, getUserInfo

使用場所:

  • 変数名
  • 関数名
  • メソッド名

2. パスカルケース (PascalCase)

  • キャメルケースと似ていますが、すべての単語の先頭文字が大文字になるスタイル。
  • 例: UserName, GetUserInfo

使用場所:

  • クラス名
  • コンストラクタ関数
  • 型名(構造体や列挙型など)

3. スネークケース (snake_case)

  • 単語の区切りをアンダースコア (_) で示し、すべて小文字にするスタイル。
  • 例: user_name, get_user_info

使用場所:

  • 変数名(特にPythonで一般的)
  • 関数名
  • ファイル名

4. ケバブケース (kebab-case)

  • 単語の区切りをハイフン (-) で示し、すべて小文字にするスタイル。
  • 例: user-name, get-user-info

使用場所:

  • HTML/CSSのクラス名
  • URLのパス部分

5. ハンガリアン記法

  • 変数名の先頭にその変数のデータ型や用途を示すプレフィックスを付けるスタイル。
  • 例: strUserName, intCounter

使用場所:

  • 変数名(特に古いWindowsプログラムや、特定のプロジェクトで採用されることが多い)

6. 定数の命名規則

  • 一般的にはすべて大文字で、単語の区切りをアンダースコア (_) で示す。
  • 例: MAX_BUFFER_SIZE, DEFAULT_TIMEOUT

使用場所:

  • 定数名(C言語やJavaなどでよく見られる)

7. プレフィックスやサフィックス

  • 特定の用途に応じた名前にプレフィックスやサフィックスを付けることがあります。
  • 例: isValid, hasData (ブール値を示す), countItems, totalSum (数量や合計を示す)

使用場所:

  • 変数名や関数名で、特定の意味を強調するために使用される。

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